top of page

絆創膏とか

  • 執筆者の写真: すずめや
    すずめや
  • 2018年10月1日
  • 読了時間: 1分

老若男女かんけいなく人として話したいな、とわりと強く思っています。

見た目もあんまし気にしないです。

綺麗なお姉さんや可愛い女の子は特別ですけど。


そう思って話していると、やっぱり老若男女かんけいなく、まだ治っていな

ree

い傷に貼った絆創膏を、ちらりと剥がしてみせてくださるような場面があります。

老若男女かんけいなくいるので総量的には多いのでないかな、と思います。


そういうときに、わたし、いっぱい考えて、辛いのことをちゃんと噛んで消化して昇華して、いつも笑っておれるような顔も手に入れられてよかった、と、思います。

向き合った人間にしか見せられない傷があることを知っている。

相手が向き合った人間かどうか、少し話したらわかるもの。

向き合う必要のなかったひとたちに救われることももちろんあるけど


光栄です、と思うたび、苦しんでよかったと振り返ることができる。

 
 
 

最新記事

すべて表示
蕎麦屋のあかり

鴨南蛮のあぶらはつゆの上でみんなで手を取り合ってひとつのまんまるのあぶらになると、まんまるのままどんぶりから浮かんでゆき、蕎麦屋の天井であかりになるのだ。 鴨南蛮のあぶらたちはみんなそれを知っていて、真っ暗な胃の中に流し込まれるよりも、いつか天井で店じゅうを照らしながら蕎麦屋のお客を眺めていたいと思っているのだ。 次にやってくる新しい鴨南蛮を、仲間になるあかりを、今か今かとわくわくしながら待ち続け

 
 
 

コメント


Copyright © 2018 suzumeya

bottom of page