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新宿伊勢丹3日目終了

  • 執筆者の写真: すずめや
    すずめや
  • 2019年8月24日
  • 読了時間: 2分

いやほんとに

ありがとうございましたです…

毎度毎度、東京出店のたびにお顔を見せてくださるおねえさま…

異国といっても差し支えないほどの場所にいる自覚はあって、わりとどきどきしているのですが、知った顔を見せていただけるとほんとうに安心します。

ありがとうございます。

明日からは折り返しかつ、土日となります。

たくさんたくさん作ってきた本たちが、

誰かの喜びになりますように。


今晩は初めてお会いする製本仲間と飲酒を致しました。

遠くに来た甲斐が、これもあるってもんです。

福岡って土地は実際訪れたことは一度しかないのですが、人生観、つうたら大げさかもわかりませんが、そうですねいつかのブログで書いた運命の人、ってのが出身多い土地でして、やっぱりなんだかほっとする御仁でありました。

製本の話をアテに酒を飲めるなんてねえ。

なによりのご褒美です。

どうかまたお会い致しましょうね。


会えるってのは大きなことです。

目も眩むほどのいのちが瞬いているこの世界で、もしかしたらいのちの誕生がありふれた奇跡と呼ばざるを得ないくらいのいまこの世界で、会えた。

これはどなたさまにも通じることです。


同時進行でもっと、世界の広がるようなお話もきましたです。

でもひとりではやりきれないだろうな。

さあどうするかな。

いま、とってもとっても、作るのことしか考えられなくて、もうなんでも作りたくて。

でもそれ以外のことも多い。

作ってから、伝えて、糧にしなきゃ次の作りたいができない。

作るの根底にわたしは、誰かのために、があるので、大げさに言うと世界平和を作るピースを作っていると思っていて、だからひたすらほんとうはただ作り続けたいんですが、でもあなたのために作っているのでそれもきちんとわかるように伝えたくて。


わがままかしら。

しあわせにばっかりおたがいなれるんなら、

それでもいいんじゃないかしら。

なんてね。

ree

 
 
 

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