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  • 執筆者の写真すずめや

指先の記憶

提出書類に住所を書きました。

そうしたら久しぶりに指先が昔住んでいたところを書こうとした。

指先はいつも勝手に動く。

意識で制御する。


高校生のときは始発終電で帰るほどのめり込んでいた吹奏楽、

ホルン吹きでありましたが、いまでも楽譜を知ってる曲を聴くと指先は勝手に動きます。

どーどどっどー、どーどどっどー、どーどどっどーれみ、どーれみ、どーしら、どーっどどどーれみ、どーしらそーふぁみ、ふぁ。


ドレミは楽器に属すけっこうパーソナルな音階の感じ方です。

統一するとホルンのドはFという音、

ピアノはどの鍵盤をはじめにしてもドレミができます。

ホルンのドレミ、クラリネットのドレミ、ティンパニのドレミ。

ホルン族はFのドレミ。


移動しようとしているから、ふっと昔に戻されていくことにはっとする。

お客さまがいらしてくれて、こんな大きな本屋さんで笑っている。

わかんなかったなあ。

思えば遠くにきたもんだなあ。

そいでまた遠くにいくんだなあ。

へんなの〜!


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