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ハレとケのあいだ

  • 執筆者の写真: すずめや
    すずめや
  • 2019年2月27日
  • 読了時間: 1分

そろそろそんなことばもたくさん聞くようになってきました。


きょうはお互いのもやもやを話せる、会ったことのなかったひとに会ってきました。

すごいよねえインターネット。

でも会ったことがなくっても、合うなあとか会いたいなあとか、思えるひとに会えて嬉しいですねえ。

ほらわたしは、こうだから、発信ばっかりするから、わたしの知らない人がわたしのことを知っているということが起こるのです。


話が逸れたな。


話すことばは生き物で、変容がある。

それは前提でそうおいて。

ハンドメイドということば、手作りということば、それぞれが軽薄になってしまったこと。というかだんだん軽薄になっていくことに歯止めのかからないこと。

てしごと、というのがいまのところ近いのだけれど、すぱんと言い当ててもらっていない気がすること。

普段着と日常着と晴れ着の話。

実用と私用、仕様と詩用、本を作るって、なんだ。


答えの出なさそうなお話も、探っていったらたのしいな。

ひとりでもやもや、ちゃんと考えていたからこんなご褒美に巡り会えた。

うたがいや懸念を、語り合えた夜でした。きっと明日も。


ree
思ったよりラフなとこやったとこ



 
 
 

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