top of page
検索
  • 執筆者の写真すずめや

おわったー!

丸善丸の内ありがとうございました!!

うわー!

終わったぞー!!

この仕事を終えてからは引越し一直線です。

引越し後に正式にパートナーとなる人も本日が仕事納めだそうで今現在距離は離れておりますが仕事納めの日でございます。


SNSでぽろっと大好きな友人とのやりとりのなかで言った入籍のことがおもいのほかみなさまに知れ渡っているようでもうまあそういうことでございます。

気持ち的にはそもそも戸籍制度とは??などと考えるタイプの人間ではありますが、きっかけというのはあるもので、入籍をして新婚家庭となることで頂戴できる補助金や、昨今のコロナ禍で、いざ病気となった場合の夫婦という関係の強さをいろんなところから聞きまして、ではそうしましょうかと話がまとまった次第です。

(入籍のメリットを学び、本当になぜ異性を愛したというだけでこんな加護があり、愛が同等であるのに同性同士ではなぜこのメリットを受けられないのか?というむかつきにちかいなにかを感じました、蛇足)


パートナーは社会性動物としての人間というより単なる動物としての人間の気性が強い人でして、なかなか説明にこまるたちの人であります。

加えてものすごい人見知りのためご紹介も憚られる人でございます。

でもなんとなく、この人とは長い付き合いになるなあとはじめて会った時に思いました。


パティシエを経て農業に従事し、京都で生まれ育ったというのに縁もゆかりもない岩手県についてきてくれる奇特な人です。

晩御飯をしっかりたいらげたあとにバウムクーヘンの一巻き(丸い状態)をたいらげ、小林秀雄について熱く語り、趣味の古銭収集のことを丸一日でも考え続けている変な人間です。

丸善丸の内では想定外の売れ行きをみせたので、ちょうど無職になるパートナーにすこしお手伝いをお願いしようと思います。


ひとりぼっちでずっとやってきたことが、お客さまに支えていただき根を伸ばし、無数のありがとうで芽吹き花が咲き、こんどは肥沃な大地へ向かうことができ、ああこんな幸せがこんなわたしの人生に起こるのかと不思議な気持ちです。

あなたのための本を作っているのだ、と思い続けて作り続けてきたけれど、いざそれが夢想でなくほんとうになったと思うと、いやなかなかそれが思えなくて変な気持ちです。

素直に思えばいいのにね。


ぱんぱんになるまで貼りものをしてくれたノートも、書き込まれて角の丸くなって素敵になったノートもみました。

新しいいのちにかじられたノートの話しも聞きました。

この一週間の会期中、なんども足を運んでくださって、売り切れおめでとうってわざわざ伝えにきてくださったり、会いたかったと涙を浮かべてくださる方もおられました。

こんなふうに羅列したら、なに、誰の話なの、とまだ思ってしまうんですけど、ありがとう、ありがとう、ありがとうございました。


bottom of page