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  • 執筆者の写真すずめや

うごけません

足がちょっとむくむなと思って、寝っ転がって椅子に足をこう、L字フックのようにかけていたら血流が良くなるやろ、と、その足の上に猫がへばりついてしまってどきません。

すごいごろごろ言ってるのでどきませんというかどかせません。

ぶろぐでもかくだ。


久しぶりに日記にしませうか。


起きるべき時間の2時間前から布団の外で猫が大きめに呼んでくるので目を覚まし、でも出る気にはならず、たっぷりめの時間、微睡みました。

布団の端からギャッと手を出したりひっこめたりするとすこし黙るのです。

それでだましだましうとうとしました。


まあ無理だ起きる、で、ストーブをつける。

金網のうえに冷凍してあったもらいものの美味しいパンを乗せてストーブのうえに。

ごりごり豆を挽く。

今日は午前中バイトですから水筒に珈琲をつめたいので、たっぷり挽く。

最近ミルの静電気がひどい。


今日のは旅の音ちゃんとこの浅煎りなので、それほど考えずたぱたぱお湯を注ぐ。

浅煎りはさっくり淹れちゃったほうがいいんですって。

いちど手元をみしてもらいましたが、びっくりするよなスピードでお湯を垂れ流していたな。

途中でパンの焼ける匂い、ひっくり返して、また淹れて。


ぱんぱんになった水筒から、マグに半分くらいを移して、牛乳で満たして、ジャムつけたパンでごはん。

今日はパンもジャムも桜子さんからもらったやつ。

桜子っていう渾名のマダムで、飲み友達なのです。

柳田國男がだいすきで、若い頃から大学教授を目指していた旦那様を支えて、しっかり家庭を支え、毎朝お山に登って、そうこのジャムは彼女が毎日の登山と散歩の中ですこしずつ集めたブルーベリーでこさえたジャムなんです。

うつくしくてすっきりと甘い。

バターを練り込んであるこのパンによく合う。

ふだん買うのはかたいめのパンばかりなので、いただきものって新鮮な食卓になるのも嬉しいですね。


曇天もようのなかチャリンコかっ飛ばしてバイト先へ。

金曜日、焼きすぎた大量のマフィンをおいておいたらみんなたべるたべる。

スーパーだからみんなたべるのすきですよね。

お母さんがたも多いからレシピトークに花咲かせたり、松の実なんてはじめて食べましたって若い子を可愛く思ったり。


帰り道は先日すっころんだ憎き交差点を通りましたが無事に通過しました。

日々是成長也。

銀行と郵便局よって、まんまと用事を一つわすれたまま帰宅。

お昼はぬか漬けのきゅうりを刻んでオムレツにいれたのと途中でかったエビカツの小さいパックのやつ。

エビカツ大好きです。

眠くなるし動きが緩慢になるので営業のあるときはあんまり炭水化物とりません。

二日酔いの場合はべつ。


雨ふりだったのでメロウなヒップホップをBGMにはい開店。

すきますきまに発送準備、プレスとかこまごまと仕事。

閉店、スキレットに舞茸とあまってたスナップエンドウ、塩しといた鱈のうえにパン粉と粉チーズと塩とオリーブオイル、オーブンにどん。

ちゃらっと近所のポストにいって投函。

帰ってとりむねを削ぎ切り、塩と酒で揉む。

梅肉を叩いて酒醤油みりんのたれにぶちこむ。

むね肉に卵、薄力粉、あっためたフライパンで両面焼いて、一旦とりだし、余っていた青ねぎの刻んだの、梅肉入りのたれをフライパンへ。

一煮立ち、いいとろみの塩梅でお肉を戻してからめ焼き。

仕上がった頃合で鱈も焼けた。

こういうときもう、天才かなわたし、なんて思いますわね。


路地のなかまからもらった檸檬をしぼって薄く焼酎檸檬水割り。響かない態度に。

おかずはだいたい余ります。

またリメイクするんや。


割り箸ペンでちょっとあそぶ。

パソコン仕事をする。

印刷があがあ。

よし、じゃあこれを製本しますか。

ってところで寝転んだら最初の顛末なわけですが、もう椅子は取り戻しました。

ホットカーペットをつけるとふしぎと降りてきますね。

見た目にはわからないのにな。

そう、ホットカーペットがあったまった頃合で降りてくるんですよね。


つうことで仕事にもどりますわね。


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