top of page

京都へ

  • 執筆者の写真: すずめや
    すずめや
  • 4月23日
  • 読了時間: 2分

花巻神戸間の飛行機がなくなってしまって、関西にはどうやってくるのがいいだろう、と考え、仙台関空のLCCもあるのだけど、せっかくだし夜行バスでやってくることにした。

夜行バスだと宿賃も浮くし、それに少々、夜行バスの雰囲気が気に入りつつもある。


年齢層は意外と広い。というか、わたしのような中年層はほとんどいなくて、もう少し上の方々と若い人たち、という意味で広い。

いわゆる働き盛りが少ないのだ。

そこには若年層ならではの有り余る時間を食い潰すためのあの怠惰な夜と、ぐったりと眠りこける歳上の人たちの短くなった人生の一夜が混ざっている。

わたしは住んでいるところから比べると大都会に向かうために夜行バスに乗るのだけど、その行先に溢れている情報や忙しい日常にはない空虚、わたしの住んでいるところにもない空虚が漂っていて、良いバイブスというのでは決してなく、寝る前にスマホをただスクロールしているあの時間、のような虚しい空気があって、なんだかとても落ち着く。


ワーカホリックなのでのんびりした暮らしなれど家にいたら朝から晩まで仕事ばっかりしているし、仕事しつつ家事もやって新幹線や飛行機で大急ぎにとんでいった先でも仕事、そういう目まぐ

るしさに、夜行バスは一夜の虚無をくれて、朝早く辿り着く大都会はまだ目覚めきっていなくて、できるだけ大きなトイレを探してお化粧をすすめていくと都会にいそうなわたしができる。

芋虫はさなぎのなかでいちど体をどろどろに溶かしてから羽化をする、その、どろどろの夜が夜行バスの一夜だ。



 
 
 

最新記事

すべて表示
ひまわりについての展望

まあ畑の花といえばひまわりであるのでひまわりを畑に植えるのだ。ひまわり畑、けっこうじゃないか。ロマンじゃないか。お花畑じゃないか。 うちの畑はやたらとでかいため半分を休耕地扱いにして半分に野菜を植える。休耕地にはひまわりを咲かすのだ。ことしはひまわりの半分を直播きとし半分を育苗ポットで育てたのち植え付けを行ったがどうもポットのほうがよく育った。 と思ったが違った。 昨年のこぼれ種から勝手に伸びた野

 
 
 
近所の神さま

ぜんぜん氏神でもなんでもないけどぬげたの散歩の途中におやしろがあるのでだいたい毎回寄るようにしている。滝の大明神と書いてあるので特にわかりやすいご利益はなさそうだ。まあでもご近所付き合いというのはいいものだ、とこちらに来て思うようになったので寄っている。 たぶん日常的に参拝されている人はほぼいないのじゃないかと思う、立地的にも、人口総数的にも。はじめは神通力パワーでなんとか日々の辛いこと、大雨の日

 
 
 

コメント


Copyright © 2018 suzumeya

bottom of page