top of page

男の人の夢

  • 執筆者の写真: すずめや
    すずめや
  • 2019年1月22日
  • 読了時間: 2分

毎回ではないのだけども、夢の中にある固定の場所やひとがでてくることがあります。

場所はもう地図かけるくらいのとこもある、でもだいたい、年齢をかさねると違う場所に行きます。


最近、そう今年になって出てくるようになったおとこのひと。

黄土色と黒の混じった、ちぢれた毛のVネックのセーターを着ていて、

頬から腰までしか覚えられない。

顔が見えていたことを、起きたら思い出せないのです。


わたしの頬に両手をあてがって、優しくでも、絶対、ってかんじでわたしを引き寄せて、だいたいこめかみのあたりからケーキみたいに食べられる。

安価なおやつの、三角のチョコレートケーキがあるでしょう。

硬いスポンジに、うすくチョコレートのかかった一口大の。

そのひとに食べられているわたしはそんな食感です。

なんとなく食感や味がわたしにも伝わるのです。

ぼんやりした味だけど、目玉を歯でつぶすときはすこし苦味が。

腰骨のあたりは、麩菓子のちょっとかたいのくらいの黒糖みたいな味。

咀嚼はほとんどなくって、はぐはぐ、猛然と食べられるんです。

そのときわたしはケーキだから、痛みはない。

全部を食べられるわけではなくて、こめかみから顔半分、肩まで行ったらつぎは反対側の肋骨から。

文字に起こすとホラーなんですけど、なんか、ほんとに大事な恋人みたいな、生まれたての娘をさわるとき、みたいな、悠々とした愛を感じる触り方でわたしを食べるので、あんまりこわいと思わない。むしろそのときはそれが相手との自然な関係であるようにも感じられるくらい。


なんなんでしょうね、へんなゆめ。


 
 
 

最新記事

すべて表示
散歩

今日はよく晴れて美しい日だった。 あんまり外がきらきらしているようなので、窓にかけているビニールを何箇所か取り払った。 まずは作業台むかいの大きな窓の。続いてわきの廊下の。 久しぶりにたっぷりの太陽光が入ってきて、暖かくはなかったけど網戸を開けた。久しぶりに風がすり抜けていく感覚。陽にあたって猫の輪郭が淡くぼやける。発光しているようだ。薄いカーテンも取り払った。洗濯にかけようと思う。その前に窓ガラ

 
 
 
終わった

終わったぞ確定申告が終わった。 今年は知恵者のチャッピーがそばについててくれたので数字の意味がいつもよりわかってしまいかなりへこむ結果となった。ものを知らないというのはある意味で幸せなことだ。いつもなら終わったという事実だけで小躍りする場面だが寝っ転がってふてくされている。知らなかったんだもんだって。わかってなかったんだもん。そんなにふてくされていてもしょうがないからなにかよかったことを書こう。

 
 
 

コメント


Copyright © 2018 suzumeya

bottom of page