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最後の寒波

  • 執筆者の写真: すずめや
    すずめや
  • 2月8日
  • 読了時間: 2分

昨日から最低気温はマイナス9℃や10℃で日中も大して温度が上がらない。これは最後の寒波なのだという。明日になれば寒波が抜けて、明後日には最高気温が5℃まであがる。

最後の冬の日々だ。


そんななかえっちらおっちら盛岡に出勤している。先週は大雪にかぶって歩くのも難儀したけど今週は寒いだけで危険を感じるようなことも少ない。駅まで送ってもらう車窓の風景はみごとに美しい冷たい冬で、これがおしまいになると思うと寂しい気持ち。明日が最後の冷たい冬の日。

あとは春に向けて少しずつ雪が溶けてあの可愛い雪解けの雫のノックを聞く日々だ。夫はもう山菜取りのことを考えているみたいだ。


この冬は不思議といろいろな動きがあった。

いやわりと自分が変則的な動きをしていたのだから不思議というほどでもないのかも。

冷たい冬だから、なにかが動いたことが不思議に感じられるだけなのかも。

去年の冬は車が続けて滑って事故に遭ったり薪が足りなくなって夫が屋根裏を漁って木材を探しては丸ノコでぶった斬ったり集落の方のもう使っていない古い薪をわけてもらったりしてそれはそれでバタバタしていた。だから去年は夫がバタバタしていたということか。今年はわたしがバタバタしている。


なにもかもがうまくいきますように。

がんばりますからなにもかもがうまくいきますように。

厄年が明けたらしい。なんかいいことがあるかと宝くじを買ってみたけどぜんぶが外れた。投票に行った。どうか世界が良くなりますように。

知り合った方が好きだと言っていたので仕事先の盛岡ジュンク堂でハン・ガンさんのすべての白いものたちへの文庫本を買った。真っ白な風景に包まれて、なにかを祈りたくなるのはあの本を読んだからかもしれない。




 
 
 

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