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営業の自粛について

  • 執筆者の写真: すずめや
    すずめや
  • 2020年3月31日
  • 読了時間: 2分

4月いっぱい、あじき路地での店舗営業は自粛します。

4月末からの名古屋ラシックでの催事は、まだ決めかねているのですが、いえほんとうは、もうその頃には気兼ねなく開催できますように、と祈るような気持ちで予定を残している状態です。


合宿免許の取得も本日キャンセルの電話をしました。

岩手県、憧れのイーハトーヴォに、万が一ウィルスを持ち込んでしまったら大変だから。


大変、大変、大変ばっかりでさすがに滅入ります。

世界中(物理)の閉塞感。

笑っているのが免疫力をあげるのにはいいそうですが、なかなか、うまくできないようになってしまいました。

たいがいよく笑うし、ポジティブやと思ってたんですがねえ。


それでもめそめそせんと、やらな!いまやれることまだあるよ!って思えるのは気にかけてくださっているみなさまのおかげです。

ため息をつくのは幸せが逃げるよ、

なんてそんな言葉はもはや無視していきましょう。

ため息で逃げた幸せは、こらえた気持ちを餌にするような類の幸せですから儚いです。

ため息ついて、愚痴も吐いて、文句も言って、それでもいつかを夢見ましょう。

それでもいつかの幸せを。


こんなときにロックンロールのスターがいてくれてほんとうに助かる。

いままで名前はちらちら見てたけど、あの人が言うから聴こうと思った。

そうやって必要なものは人生に縁のあるものから回ってくるんだ。

わがままに情報を取捨選択してもいいんだ。

自分の視野がどこからのものか、把握してさえいれば。

好きがどこからきたのか、わかっていさえすれば。

大事にしたい場所や、自分の宝箱のありかを知っていさえすれば。



 
 
 

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