top of page

2019.6.30 早仕舞い

  • 執筆者の写真: すずめや
    すずめや
  • 2019年6月29日
  • 読了時間: 1分

誠に勝手ながら17時閉店とさせていただきます。


白月さんとこが、30日で閉店なので、かけつけるのです。

好事家やりつつ、フリーでライターさんもやっておられて、

お互い、お店をはじめるまえからの顔見知りで、サヴィにのせてもらったのもこのお方のお力添えがありきでござる。

恩人でござるので馳せ参じるござる。


旅の音ちゃんとこのスタッフちゃんの卒業式も同時にあるんだ。

顔出せたらいいな。

一乗寺だもんな、ちかいちかい。

ree

 
 
 

最新記事

すべて表示
よもぎ饅頭の昼下がり 後編

よもぎ饅頭はコンクリートの道に出て、でんでこでんでこ転がっていった。からりと晴れはしたものの、道路にはまだ湿り気が残っていて、よもぎ饅頭の柔らかな体もうまく傷つかずに転がってゆけた。おなかのなかのつぶあんは初めてのお外への散歩にそりゃあもうわくわくして、 「ちょっとアンタ、よもぎの生えているところはないのかね。わたし、そこまで行ってお外のよもぎに会ってみたいよ。」 と言った。 「そりゃあいい。あっ

 
 
 
よもぎ饅頭の昼下がり 前編

つまんねえよなあ、とよもぎ饅頭は和菓子屋幸福堂の店頭で毒づいた。 もうずっとずっとつまんねえんだよなあ。 昔はちいちゃな子供が目を輝かせて饅頭を買いに来たってえのになあ。今じゃおいぼれのじじいかばばあか、しゃらくせえ気取った着物のやつがエラソーに買いにくるばかりだものなあ。 とはいえよもぎ饅頭は老人のお八つになることも、茶席の菓子となることも、べつに嫌だというわけではなかった。 顎の弱った老人が、

 
 
 

コメント


Copyright © 2018 suzumeya

bottom of page