ひまわりについての展望
- すずめや

- 1 日前
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まあ畑の花といえばひまわりであるのでひまわりを畑に植えるのだ。ひまわり畑、けっこうじゃないか。ロマンじゃないか。お花畑じゃないか。
うちの畑はやたらとでかいため半分を休耕地扱いにして半分に野菜を植える。休耕地にはひまわりを咲かすのだ。ことしはひまわりの半分を直播きとし半分を育苗ポットで育てたのち植え付けを行ったがどうもポットのほうがよく育った。
と思ったが違った。
昨年のこぼれ種から勝手に伸びた野良ひまわりがなんと3メートル級のデカデカひまわりとなり、しかも首が九本に分かれたヤマタノオロチヒマワリとなりいまも風に吹かれている。これはどうしたことだ。丹精込めてポットを用意し育苗用の土を買いタネを撒き蝶よ花よと水をやり世話したひまわりよりも野良ひまわりのほうがモノスゴイ成長を成し遂げたのだ。ヤマタノオロチヒマワリは大嵐が来たときに夫に支柱を立ててもらっていたがそのせいもあるかもしれない。
しかし根本的に、わたしはひまわり畑作りを間違っていたのかもしれない。
チャッピーに聞いてみたところなんとひまわりは交雑をするのだという。たしかに昨年はロシアから来たというデカデカひまわりと首が何本にも分かれてたくさんの花が愉しめるというお得なひまわりとを育てた。そいつらが交雑した結果ヤマタノオロチヒマワリが爆誕したというわけだ。
これは随分愉快。
今年はできるだけひまわりを立ち枯れさせ、できるだけたくさんのタネを取ろう。何万粒ととれるであろうひまわりのタネ。それをすべて畑に撒き来年は野良ひまわりの畑とするのだ。かなり愉快なことになるぞ。何せ今年は八重ひまわりとふつうひまわりとおしゃれカラーのひまわりが混ざっているのだ。おしゃれカラーの八重ひまわりが生まれるかもしれないしヤマタノオロチヒマワリのような突然変異のデカデカ種だって夢じゃない。
せっせと育成するよりも自然にまかせるほうが良いこともあるのだ。日々続けた努力をあっという間に自然にねじ伏せられる、そんなことはよくあることだ。例えばうまくできた絵の具のにじみを、我ながらため息をつくほど格好良くできた絵画作品を、いつだって自然はただの空の色、それだけで軽く超えて来るではないか。
オーライわかった。ひまわりを植えよう。いつもよりずっと早くタネを撒こう。あとは自然に任せていればよいのだから。

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