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受かった

  • 執筆者の写真: すずめや
    すずめや
  • 2月16日
  • 読了時間: 3分

こないだ応募用紙を書いただけでぎゃあぎゃあ騒いでいたクラフトフェアまつもとに受かった。


受かった????????


あの日本最高峰のクラフトフェアが手製本を仲間にいれてくれたというのか????

どういうことだ????

まずこれで1パニック。


受かったけれど申し込んでいたレンタルテントは応募者多数で先着順となったためご用意できませんとある。

テントなしなの???????

2パニック。

※レンタルテントのブースを選ぶと場所があらかじめ決まっているし宅配搬入なので送る荷物も少なくてすむ。しかしレンタルテントがないとなるとテントを買うところから始めなければならないうえに会場内での場所取り戦的なものに参加しなければならないらしい。わたしは会場のあがたの森公園に行ったことすらない。


はじめてまつもとに受かったとなるといろいろ助言をくれる作家仲間たちのそれぞれの口から出てくるおんなじ言葉、絶対に一人で出ようとするな、だれか手伝いを頼んで複数人で固めるべき。

えっひとりじゃ無理なの????人雇うとかしたことないが???????

3パニック。


そして明日から東京は日本橋三越七階催事場での文具まつりだが?????パニクってる場合じゃないが????

の、4パニック。


ということで今日はなんとなくしれっとした顔で店頭にいたがずっと頭はパニック状態であった。すきますきまに人とやりとりをしてちょっとずつこんがらがりをといてゆきお手伝いのめどもつきようやくちょっとだけパニック自体は落ち着いたけれど油断するとぜんぜん涙が出てくる。


まつもとが手製本を仲間に入れてくれた。

クラフトでもなくアートでもなく文房具でもなく、しかしそのどれでもあるような、居場所の無さ、立つべき足もとのゆるさにずうっと不安をもったまま、その不安をごまかしごまかしやってきた。まつもとに出たからって作るものが変わることも定義が新しくつくこともないのはわかっているけれど、でも応募用紙に書いた、作家人口が少ないのもあって、クラフトや工芸のジャンルでもないと諦念をかかえながらものづくりを続けてきたけれど、一念発起して仲間に入れてと声をあげてみた、と。

日本いちのクラフトフェアが、いいよって言ってくれた。


いままでの18年が報われるような気がして嬉しい。けれど報われるかもしれないと思うこと自体に抗えない恐怖もある。感情がぐちゃぐちゃだ。ずっとひとりぼっちにちかい状態だった、それはこれからもそう大きくは変わらないだろう、ああなんだかわたしはずっと寂しかっただけなのかもしれない。ひねくれ者の寂しがりやがようやく、いーれーて、を言えた、というそれだけのことなのかもしれない。なんで涙がじわじわ出るのかわからない。




 
 
 

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