お店開けてて、売り上げメモして残すのですが、そのわきにちろっと残ったことも一緒にメモしているやつ、抜粋して情景を思い起こして書き起こしをしてみます。
雨の日、橋の上をゆく人々の傘がみんなビニールで、くらげの群れのようだ、と思って、でもわたしはくらげのたゆたうところをいいなと思うのでやはりあれはくらげではない、と思い直した。
月が夜には下弦の月だった、そう浮かんでいたのに次の日の昼間の月は上弦になっていた、どちらかが見間違いなはず、でももしほんとにそのままだったらいいなと思う。
洋梨のおしりがぐずぐずとしていた。
くだものは基本皮を剥かないので、かぶりついたらずずっとすすれた。洋梨を吸ったのははじめてだった。
おばあさまから手作りのりんごジャムをいただいた。キッチンにも慣れたし、気候も良くなってきたから酵母を起こしてパン祭りしたい。
恋を日常に変えてゆく、ただ毎日あのひとの幸せを願う、明日も晴れますように、という祈りと同じような重さで。
銀色の絵の具を何種類もかった。
わたしはまだ絵を描く、よりも染めているような感じ、ため息とそう変わらない、くちづけのように意味のあるところまで昇華させたい。
考える映画をみた、連結してほかのものも芋づる式にみた、論理的思考に圧倒的な知識、体力に健康な体、が揃っていても社会には馴染むことがむずかしい、教育ってなんだ、何を教えてひとをそだてる。
科学者のロマンチシズムがいま最高にいい。
電気を動かしたひとは製本をしてたことがあると知る。電気ですてきなショーを作っていたんだって、彼がいなければインターネットはなかったって発明をしたのに。
まあこんなかんじでいったんおひらき
やっぱり、手書き文字の情報量すごいですねえ

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