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執筆者の写真すずめや

さいきんのふわふわ

つっても猫のことじゃなくてですね


感染症で世界が変わって、

大パニックの時期も過ぎて、

いまは、ぴりぴりした会議中に飲むお水みたいに、静かに変化を飲み干しているようなかたち。


もともと内面的には地面から何センチか浮いてるようなところがあって、

それは職人としてとか、社会性動物としての顔をしてる時とかとはもちろん別で、

んー、その、浮いてるところの重力がどんどん軽くなっていくようなかんじがあります。

ワンピースの下から空気を吹き込んだような。

ワンピースの裾を気球にして飛んでゆくような。

足元からあったかくてしなやかな、風というより風力が押し寄せてきてふわふわ浮いているかんじ。

ちょっとその無重力に、全体的に引っ張られていて、どうしたもんかなと思っています。


気づいても気にしないこととか、増えた。

がんばらなくなってきた。

やりすぎなくなってきた。

気を回しすぎなくなってきた。

疲れてるのはそりゃそうだろう、

全人類きっとそうだろう、って情勢です。


わたしの場合は作る、が食べるとか寝ると同列にあるので、異常に作り続けてはいますけど暮らすこととかわらないレベルの話なので、ここはがんばるってかんじじゃなくずっとやっています。

もしかしたら誰もみてなくてもやってるかもしれない。

その場合は相手ありきの、物語ありきの、ノート、ではないかもしれないけれど。


この勢いでさてどこにゆくのだろうか。


ちょっとね、描くのも変わってきましたよ。

ってたしか去年も同じようなことを思った記憶がありますが。


足元から懐にかけて、のあったかいふわふわ。

手を繋いでいくのかしら。


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