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日々

  • 執筆者の写真: すずめや
    すずめや
  • 2022年11月22日
  • 読了時間: 3分

なんとも平和。


暗いうちから猫と夫の眠る部屋から起き出し、

台所で薪ストーブに火をつける。

そのへんから乾燥した小枝を拾ってきてぱきぱき折ったものをかさね、キューブ状の着火剤を載せる。

コンロにかけたやかんと同じ火を使って移す。

かめきちの水槽のランプをつける。

火が落ち着くまで顔を洗って歯を磨いて、

あたたかくなったお湯を飲んで、

仔猫の部屋が暖かいかを確認する。

仔猫にお水と餌をやる。

細い薪をくべて、珈琲豆を挽く。

濃いめに一杯いれて一服、天気予報やSNSをチェック。

さて仕事。


一仕事終えたころ、夫が起きている。

先住猫も起きてきて、ストーブのそばに座っている。

あさごはん。

今日は夫の仕事のない日で、彼は早起きをして素晴らしい朝ごはんを作ってくれた。

ゴミ出しの日は運転する。

車で3分程度だけど、わたしは死ぬほど運転が下手くそなのでご指導がはいり、10分はかかる。


ひたすら仕事。

夫は水晶の発掘にいったり掃除機をかけたり洗い物をしたりしている。

昼前にお昼ごはんはどうするかとお伺い。

あの生のラーメン、もうすぐ賞味期限だからたべよう。

岩手に来て料理を覚え、最近はダイエットメニューも作れるようになった。

ひたすら仕事、ごはんができたらよばれてゆく。


今日はとても暖かい日だったので、

食後にストーブの煙突掃除。

どうしてもやってほしいことは言うより先に自分がやりだすと一緒にやってくれる。

ので食器を下げてすぐ外に飛び出した。

案の定ついてきた。

煙突をゴシゴシしているとプロパンの交換屋さんがきた。

毎度どうも!って、外回りの人たちはどこでも元気。


さあまた仕事。

仕事仕事。

夫は少なくなった薪をとりに裏手にまわり、

台車にやまもりつんでは往復している。

作業場の前を通りがかるたびに褒めて欲しそうにこっちを見る。

私も外へ出て作品製作のため、はっぱをひろう。

どれもこれもかさかさしてきた、

そろそろほんとうにはっぱがとれなくなるな。


はっぱを紙に染めつけていると金槌の音が聞こえる。

そのまま外で石を割っているらしい。

お互い本当に好きなことだけやっている感じがいい。

猫はそばに来てひだまりのなかでむっつりしている。眠たいね。

陽が傾いてきたので薪ストーブをまたつける。

冷える前に。

はいもいちど、仕事。

そとはすっかり暗い。


仕事を終える時間になった。

夫はすでに風呂を終えて晩ごはんの準備にかかっている。

わたしはお風呂でいまブログを書いている。


人の作ってくれたごはんを食べ、

酒を呑み、スクリーンでくだらないアニメを観る。

だいたい9時すぎるとわたしは眠くてたまらなくなり、うとうとしながら歯磨きをする。

水抜きというのを寝る前にしなきゃならなくなるらしいけど、どうもそれをしなくていい装置が付いているのをみつけた。

安心して酔っ払って眠れる。



 
 
 

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