すずめや2018年10月28日読了時間: 1分秋の朝白く浮かぶ朝の月をみました暗いうちから起きていて、紙を切っていた。少しずつ外が白むのを横目でみていた。ひんやりした空気がすこしずつぬくもっていった。収穫祭という名の煙草の、桜の実の味のする甘い香りを呑みに外に出たのです。空気が澄んで、山の向こうから朝が来ていた、だから口を開けて空気を食べた。電線がそのうつくしい景色を邪魔しているように少し思ったら、すずめがやって来てその線にとまりました。ちいさなからだで、風景をつくる。今日もいい朝です。
白く浮かぶ朝の月をみました暗いうちから起きていて、紙を切っていた。少しずつ外が白むのを横目でみていた。ひんやりした空気がすこしずつぬくもっていった。収穫祭という名の煙草の、桜の実の味のする甘い香りを呑みに外に出たのです。空気が澄んで、山の向こうから朝が来ていた、だから口を開けて空気を食べた。電線がそのうつくしい景色を邪魔しているように少し思ったら、すずめがやって来てその線にとまりました。ちいさなからだで、風景をつくる。今日もいい朝です。
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