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執筆者の写真すずめや

秋の朝

白く浮かぶ朝の月をみました

暗いうちから起きていて、紙を切っていた。

少しずつ外が白むのを横目でみていた。

ひんやりした空気がすこしずつぬくもっていった。


収穫祭という名の煙草の、桜の実の味のする甘い香りを呑みに外に出たのです。

空気が澄んで、山の向こうから朝が来ていた、だから口を開けて空気を食べた。

電線がそのうつくしい景色を邪魔しているように少し思ったら、すずめがやって来てその線にとまりました。

ちいさなからだで、風景をつくる。

今日もいい朝です。


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