• すずめや

てくてく

あるくあるく


道ばたのでっぱりのうえを

バランス不恰好にとりながら

ここから落ちたらウツボの海だよ

ちいちゃな牙でたべられます。


たっぷりおかねをつかいながら

まいにち削って手にしたその糧をつかいながら

おさいふぱっくり口があく

こうこう、明るい電気のしたで

突貫工事の床のうえ


わたしはてくてく歩きます

そちらはみないよ

おつきさまみるのに忙しい

かったいかたい河原を踏むんだ

足首まで固定するサンダルがすすめと言う


月があかるく街灯もひかる

河の水面にうつります

たくさんの恋人がはしゃいでいるよ

わたしはてくてく歩きます


こうもりがふしぎに舞う

みみもとではりきって歌う彼女と


ずいぶん涼しくなった夏の夜

暦の上ではもう季節が変わったそうです

川も流れる

風も流れる

じかんもともに


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たくさんの方にお会いできました。 本当にありがとうございました。 東京駅すぐの丸の内に一週間。 都会も都会、まあ12時間はおんなじ売り場にいるわけですけど岩手とはもうものすごい差です。 仕事に出てすぐ帰りたくなるのはいつものことなのですが、いや今回は、はじめて郷愁というのを体感した気がします。 すぐ帰りたくなるのは基本的に猫に会いたいとか自分のごはんを食べたいとかそういう欲求だったのが、ほんとに、