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  • 執筆者の写真すずめや

銀河鉄道、続く。

更新日:2019年6月19日

また今日も銀河鉄道に会ったよ。

お客さんの持ってたスマホのケースが銀河鉄道の夜を模したものでした。

ちょうどわたしも銀河鉄道の夜を読んでいたよ。

なんなんだよ。


警備員さん(わたしの知ってる世界の中でいちばん素敵な警備員さん)と話した、おみやげ話に、ふしぎだったこと。

同時多発的に北の大地でおんなじ文庫本のなかのキーワードが湧いたこと。

列車は死に向かうイメージ。

うん。

ただそれは潜在的なもので、賢治自体がそれを特に意識してあのお話に刷り込んだ感じはしない。

うんうん。

なんかありそうすぎるね、分岐点かもね、でも、乗り越える感じがする。

うんうんうん。


かたわれ、のことかなあ?って聞いてみた。

双子の星、うーんうーん。


かえさん(お花の先生やってる美人)にも会えたので聞いてみた。

旅に銀河鉄道もってくなんてすごいね、祝福だよきっと!がんばってきたから!

ああそうだと嬉しい。

ほんとうに。


りょうくん(とっても仲良しの弟分)には、北海道どうやったっすか、って聞かれて、このふしぎな話はちゃんとゆっくりしたい子だから、時間もあんまりなくて銀河鉄道の話はしなくて、学んだことを語った。

わたしはいままで、たぶん人一倍、人が喜んで笑ってるだけで嬉しくて笑わせたり、辛そうなら寄り添ったり、泣いている人と一緒に悲しんだりしていたけど、自分が笑ったり悲しんだりしていることでひとさまがおんなじように感じてくれていることを、ちゃんとわかっていなかった。

今回はほんとにぐちゃぐちゃにいろいろあって、でも実践でよく学んだよ。

わかったと思うよ、ようやく。


ほんとにそうだと思うっすよ、そのへん変に鈍いですよね。てなことを言ってくれた。

彼はすごく感覚の話ができるんだけど若いのもあって言語野がお粗末なんですね。

でもいいの、わたしが言語野発達してるから、確認しながら翻訳して話す。

わたしにはことばがついている。


それからとりとめもない話を、煙草を一本終えるまで。

数について。

動物によって数えられる数が違うらしいっすよ。

え、人間が見つけたもので自然がそんなふうにはかれるの。

あったから、たまたま見つけたんじゃないっすかね。

なるほどそうだね、数、か。


こないだカラスに襲われたんだって。

カラスは数が7つしか数えらんないらしいよ、って話から。


ねえ砂浜か野っ原でゴロゴロしながら寝落ちしたいよ。

いいっすよやりましょう、ゴムボールも買ったんで遊びましょう。

夜の海に行きましょう。

やったぜありがとう。月が見えるといいね。


夏に一緒におでかけするのです。

特別にお断りを致しますが決して色気のある関係ではないのです。

たまたま現代、男女で生まれただけの同種族、みたいなかんじです。

珍種だと思うわ。


りょうくん、ていう名前の人が生まれてからずっとそばにいる、って話、こないだ書いたかと思うんですが、りょうくんたちとはいつでもこんなかんじ。

お互いに男女としてのパートナー関係を選ばない。

そうなったら終わりが来るって、わたしが思っているのがきっとばれてる。


白樺ちゃんには、そのエピソードだけで伝記かけるよ!てきなことを言われましたけどもほんとにふしぎばっかの人生です。

ふしぎには慣れている、けども、でもこれはなあ。なんだろうなあ。


梅田にちょうど、仲良しの作家さんたちが催事に来ているので、会いに行くついでに中崎町にでもいってみようかな。

古本屋さんが多いんだそうだ。

銀河鉄道のケースを持っていたお客さんにそう教えてもらった。

読書家さんなんです。

賢治の、生き様についての本を探してみよう。


好きになった人の生き方とか、あんまり自分から調べないんです。

偶然に好きな人の違う一面をみれたほうがときめくじゃないですか。

もちろん展示なんかがあれば行くけど、そうだな音楽好きなわりにライブにあんまりいかないのもそこかもな。

しかし今回はな。

ちゃんと知ってみよう。


花巻にも行きたいな。

ケンタウルの祭り、夏、やっているみたいだから。



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