top of page

足元を見る

  • 執筆者の写真: すずめや
    すずめや
  • 2023年3月14日
  • 読了時間: 2分

確定申告もおわり、

雪解けも進んでずいぶんあったかくなってきました。

冬の間じゅう締め切らざるをえなかった障子も開け放して風景を見ながら仕事をしています。

ずいぶん地面が見えてきました。

ふきのとうの季節です。


ふきのとうは大好物。

夏に自生していたみょうがも大好物。

秋に落ちていた栗も大好物。

ここにいると大好物を拾える。

あっという間に花が開くと聞いているので毎日足元をみながら注意深く過ごしています。

今日は両手いっぱいとれました。


雪解けてお庭の地面もみえてきて、

くたびれた去年の枯れ草を刈りました。

冬のあいだ調べてみたら、

お礼肥、寒肥という考えかたがあるそうで、

花や実の終わった後、冬の雪の降る前、

作物や草木に肥料をあげて、

また春によろしくねというんだそうです。

すごく素敵な感覚です。

知らなかったから春先にやろうと思っています。


枯れた草木をのけると、緑色のちいちゃい芽がみつかります。

ひょろついててなんだかわからないのもあれば、クローバーなんかはちいちゃくてもクローバー。

こないだは地面にいきなり鮮やかな紫色の花のつぼみが生えていて驚きました。

調べてみたらこれはクロッカスだそう。

咲いてみたら馴染みのあの花なんだ。

わたしは何も知らないな。


そこらじゅうの木がまるはだかです。

はっぱの生えるところをみてみたいと思っています。

農業をやっていた夫によるとアサガオの花みたいにドリル式に出てきて大きくなるんだということですが、あんな吹雪に耐えた硬い木の皮を突き破って柔らかい葉が出てくるとは、この目で見なくては信じられない。


畑をやりたいんだけど農機具屋さんはどこにあるのかな?と近所のよくしてくれるお姉さんに聞きましたらばあっという間にトラクターを持っている人のとこへ話をつけてくださって、使わせてもらえるみたいです。

正直耕運機は小さくてもけっこう値がはるので冬の間じゅう資金繰りを考えて緊張していたので本当にほっとしました。

うちの家は集落のさきっぽにあって、

出かける人は必ずうちの前を通るので、

いつものお礼に見やすいところにでっかいひまわりでも植えたいなあと思っています。


今日は大阪のお客さまとやりとりをしていて、

もう向こうでは梅が終わったのだそうです。

こちらはまだまだ、みかけません。

(そもそも少ないかも)

でもどの木のつぼみも、なんのつぼみだかわからないけど、つぼみというつぼみはみんな膨れてきて、新しいつぼみも毎日増えていて、春です、もうすぐ、春です。



 
 
 

Comments


Copyright © 2018 suzumeya

bottom of page