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春分、満月、通り雨

執筆者の写真: すずめや
すずめや
2019年3月21日
読了時間: 2分

今日もたくさんご来店ありがとうございました。

一年近くまえ、ちょうどばたばた引っ越していたなあ。

きょうは春分、七十二侯の、雀始巣なんですって。


せんせいがなくなって、お通夜の会場の、もうこの椅子から立てないかもしれないって、歯が震えてからだじゅうにぎゅーーっと力が入って、ぼろぼろ涙が漫画みたいにとまらなくて、ほんなら仲良しのともだちが、おんなじ式場にいたんですけど、大学の先生だからいっぱいいっぱい人がいて、いまどこにいるの?って電話くれて、顔を上げたらそこにいてくれて、胸を借りて立ち上がることができました。

こんなに泣くか、って泣いたなあ。


次の日はもう朝超ブスで、スプーンでめんたまひやして、でもやりきれなくてずっとずっと掃除や片付けをしていました。

おやつどきからオープンで、すずめやにきたくてきました、って言ってくださるお客さまに救われて、うん、ちゃんとほんとにわらってしゃべれた。


翻訳家のおにいさんもきてくれて、相変わらずイカしたかっこで、興味深いお話ばっかりしてくださいました。

勉強さしてもらってばっかなのに、仲良くしてくださって嬉しいです。


そのまえも、読書家のおにいさんに読書会に誘っていただいて、その方も音楽にもものすごく詳しくて楽しい話ばっかりで、


わたしのせんせいが、変わってゆく。

そんなふうなきがしました。


きょうは、妹の結婚式のために、指輪の枕を作ったのです。

なんか、春分に作るのって縁起良さそうじゃないですか。

なので明日と明後日はおやすみいただいております。


お通夜で泣いて、結婚式でも泣くでしょう。

そうして切り替わったり革新されたり、日々でもそんなことがあるけれど、大きな出来事でも、そういうことがあるんですね。

こうやって人生をかさねてゆくのだなあ。


ずしん、と


ちょっとおっきく、大人になった気がします。


 
 
 

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