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日本の未来は

  • 執筆者の写真: すずめや
    すずめや
  • 2月14日
  • 読了時間: 2分

ハロプロのサブスクが解禁になったというので出勤中になんとなくイヤホンをつけて、トップソングリストを再生した。そしたらなんだか目と鼻の奥の方がじんわりと込み上げてくる涙のかたまりがあって、なんだろうかこれは。


成果をあげなければほとんどこちらを見てもらえなかった子ども時代に確かに夢中になっていた彼女らの音楽はたぶん、あのころの私と一緒にいた。あのころよりもずっと進化したイヤホンで聴くサウンドは思っていたよりもずっとゴージャスで、届けようとする意思の明確さを強く感じて、そして思っていたよりもずっと彼女らは歌が上手で、ほんとにほんとに、楽しそうだ。


小さなわたしが夢中になっていることを、見てほしい人に見てもらえなかったことがたぶんずっと重たいかたまりになっていて、それは今に繋がる道を通るために作った堅い車輪の材料の、大きなひとつなんだろうと思う。

あのころのわたしは絶望と自己憐憫と自己嫌悪の甘い蜜に夢中でしゃぶりつく栄養不足の愚かな虫ではあったのだけれど、だけれど、彼女らは本当に恥ずかしくなるような前向きな言葉を偽善と疑うのが申し訳なくなるような強さで歌っていて、だから、なんだ、なんだよ、いい歌聴いてたんじゃないか、こんなきらきらにちゃんと夢中になれてたんじゃないか、なんどか溺れてしまったけれど、でもなんとかやってこれたのって、たぶんこういうきらきらしたもんを、ちゃんと食べてたからなんじゃないかな、と振り返ることができたのでした。






 
 
 

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