鳴く蝉よりも
鳴かぬ蛍が身を焦がす
都々逸って楽しいですよね、作れるようになりたいな。
こないだ、お月様のそばの木星がほたるみたいだな、と思って、そんでこんな都々逸を思い出して、あ、ほたるって鳴かないのか〜って気づきました。
あのひかりは恋のひかりだけでなく、コミュニケーションも兼ねているそうですよ。
虫の鳴き声って、あるときは気づくけどないならないで、ないなってあんまり意識しないですねえ。
(ちょっとむずかしくなっちゃった)
声を張るものよりも、伝えず心で思っているもののほうが、深い想いをもっていることの例え。
言わなきゃ伝わらんけどねえ。
でも、よくわかるよ。
人魚姫のことも思い出しますね。
ちいさなころは人魚姫が代わりに声をとられちゃうこと、ただ鳴かぬ蛍の苦悩、とだけしか捉えられませんでしたが、
人魚の声というのは、どうも、武器みたいな側面もあるんですね。
船乗りを惑わせるのは彼女らの声、うた。
厳密にはセイレーンと人魚は違うもんだとか、細かな説はあるそうですが。
実際ディズニー映画では、主人公の人魚の声を奪った魔女が、その声を使って王子様を虜にしてしまっています。
その声には魔力があった。
魔女が使うことでよりその声をうまく使えたところはありそうです。
もっかいみたくなってきたな。
こうなると全部見返したいもんな。
お金がいくらあっても足りんわな。
ちいちゃなころは、ディズニー映画の字幕のVHSと、ジブリのVHSを両親が揃えてくれていたので、もう、ほんとすごく観ました。
吹き替えじゃないのもよかった。
ディズニーのうたとか、カラオケ(好き)でも歌うことがありますけど、うっかり間違えたときの日本語バージョンの訳のこっぱずかしさったら…いや英語あんまりできないからぼんやりと歌ってるから余計に…翻訳されちゃうと…
おとぎ話なんだし、お子さま向けなんだもんね。
ダイレクトな訳でヒャッ、てなっちゃう。
いやあ今日は
玉のような汗をかきましたよ
蝉みたいな人とビールでも行こうかな。
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