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名古屋食事事情

執筆者の写真: すずめやすずめや

一年にいちどの名古屋丸善。

10:00-21:00という長丁場で、しかもひとりでの出展なので昼も夜も丸善近くの食事処をまわることになる。


丸善の裏にベトナム人ばかりが働き、またお客もベトナム人ばかりというベトナム料理店がある。

ランチも安くボリュームがあり、ベトナムに行ったことはないけど本格的な味がする、なんとなく。

ここのいいところは昼呑みをするベトナム人たちが食事中になんども乾杯をするところ。

なにか会話が盛り上がると飲みかけのグラスをかかげて乾杯乾杯、たいへん陽気で元気をもらえる。

外食ばかりで疲れた胃がフォーのあたたかさと優しさで癒されるところもいい。


富士一番という東海チェーンのラーメン屋さんにもよく行く。

ここはたくさんの中国人が働いている。

きちんと清潔で安価であり、無化調をうたっているのでなんとなく安心する。

疲れ果てていたのでラーメンに餃子をつけたところ、ビールを頼んだわけでもないのに餃子を先に、ラーメンを後に持ってきてくれてとても嬉しかった。


個人でやっていて、長くここにあるんだろうな。

開放的で奥に広く、磨き上げられた木のテーブル、ふかふかのクッションのあるカフェもある。

ここのドライカレーには生野菜がてんこもりに乗っており、あっさり食べられる。

名古屋丸善は営業時間が長く、せっかくの名古屋モーニングに行く余裕がないため、ちゃんとした珈琲を飲めるのも嬉しい。


磯丸水産のランチ。

あまりにも元気元気なイメージが強く、なんとなく避けていたチェーン店であるが、今回意を決して入ってみたところ、丼に焼き魚定食、お刺身定食などが揃っておりなんでここをずっと避けていたのかと自分を叱りたくなる気持ちになった。

小鉢もしっかりとおかず然としたものがついてくるしそもそもお魚は大好きである。

今日は厚切り焼き鮭の定食にするぞと意気込んで、いざメニューを開くとすべてのメニューに目移りして結局お刺身定食になったりする。

アジフライ定食と決めていたのに、欲が出て有頭エビとイカとアジのミックスフライ定食にしてしまった日は次の日まで胃がもたれてもう若くないなと痛感した。


避けていたチェーンということで松屋にも入ってみた。

個人店のバーなんかには一人突撃も全く意に介さないのにチェーンをなんとなく避けていたのはなんでだろうか。

提供スピードがいやに早い。

これがファストフードか。

サイドメニューが充実しており、久方ぶりに納豆を食べてほっとした。


スパゲッティハウスヨコイのミラカン。

名古屋あんかけスパの名店である。

平日は働くサラリーマンで異常な長さの列が作られているが、土日の昼間はそうでもない。

ここのミラカンにはてんこもりの赤ウインナースライスがのっている。

赤ウインナーのことは特別に好きである。

タコさんになっているのが最も良いが、スライスになっていると赤ウインナーの味が全体にまわるのでたっぷり赤ウインナーを食べている気になる。

何度食べてもこの茶色いソースをなに味と形容していいものかわからないが、食べたくなる味。


長崎ちゃんぽんたなべ。

ちゃんぽん皿うどんというのはだいたいどこにでもあり、野菜がたっぷり取れるので助かる。

たなべは錦にも店舗があり、ラシック出展のときも週に一度は行く。

こちらのたなべはカウンターのみ、こぢんまり、喫煙可、愛想なし、味は抜群、そういうところが良い。

ちゃんぽんにしろ皿うどんにしろ、中華鍋から移されたばかりのあつあつで出てくるのでたいがい一口めで火傷を負うが、それでも名古屋に来たら外せない一食である。



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