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  • 執筆者の写真すずめや

名古屋ラシックありがとうございました。

京都に帰るバスの中です。

昼間のバスって贅沢な感じ。

ばいばい名古屋、またくるね。


はじめてのメンバーとも、はじめてのお客さまともたくさんお会いできて嬉しかったです。

本当にありがとうございました。


詩にご興味いただけたのがとても嬉しかったです。

澁澤龍彦さんのことばで、たしか、「文章を書くのに本を読まない怠け者」といった意味の記述があったのをおぼろげに覚えています。

わたしはそれを教訓として覚えていて、彼は稀代の読書家であったそうなのですが、まあそもそもがわたし体育会系気質(古臭いことばですね)なので修行や鍛錬を信じている節がありまして、うん。

いま表現ができているのはここ十年の鬱屈の溜め込みの放出であるのは間違いないような気がしていて、だからいま積み上げることがまた何年後かの作品に成る。


表現ができるようになったことと、もうひとつ、すごく量をこなせるようになりました。

ゆっくりでも丁寧な仕事をし続けていけば、素早く丁寧な仕事ができるようになるから焦んなよ、って学生時代に働いていたバーのマスターがそういっていたことを思い出します。

糧としてやっていくなら、単価や利益率の低いおれらみたいなもん(そのときは飲食の話ですね)は、手が早くなくちゃ、量を捌けなくちゃ続かないからって。


いっぱいいっぱいつながって、ぞくぞくの武者震い。


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