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京都、奈良、秋田、岩手、名古屋

執筆者の写真: すずめやすずめや

どえらいいきおいで飛び回っているこのごろ。

京都では懐かしい友人に会い、お客さまの元気な顔も見られ、スタッフさんとも朗らか爛漫、というたいへんホーム感にあふれた日々だった。


奈良ではエプロンの展示がメインとのこともあって、先輩方の胸をお借りして初めましてのお客さまに出会い、インスタレーションというおしゃれなやつをやり、あと販売の声かけもやっぱりわたしとはぜんぜん違って大変勉強になった。

作品を売ってるのに接客はいつも引っ込み思案でいけない。

わしもがんばって家族を養うのや!という英気を養った会でもあった。じつは。


秋田では行き帰りを主催者さんの運転する車に同乗させてもらうという遠足状態。

一緒に同乗したなかに、お人形のような刺繍作家さんがいて、彼女は以前の盛岡でご一緒したのだがそこらじゅうを飛び回っていてなぜか福岡と大阪とでも会った。売り場に来てくれたのだ。

神出鬼没なところもお人形さんぽい。

(ホラーが好きなのでお人形というのはいるはずのないところに急に出てくる存在だと思っている)

このすこし前に前に出たテレビが東北で放映されたらしく、テレビでみました!のお声がけがたいへん多くしおしおとなった。

テレ東のあの人は岩手では放映がないと言ったのに。

寝癖で映っていたし居住地ちかくで知られるのは気恥ずかしくてこまる。

たまたま遊びにきていた雫石のかたとも会えた。

あと猟師さんに出会って野菜をたくさん作ってジビエと交換しようという約束をした。これはだいぶ素晴らしい約束だ。

山の中に来たらジビエがたくさん食べられると思っていたのだけど、ジビエを流通させるには専用の捌き場?で処理する必要があるらしく、あんがい流通していない。

たまに売っているのをみかけても我が家の経済状態では思い切りのいる値段だったり冷凍状態だったりしてイメージしている新鮮さに欠ける。

実質、猟師さんのお裾分け、というかたちでしかジビエ肉は手に入らないのだ。

運転をしてくださった秋田のイベントの主催さんはだいぶ変わった人生を歩んでおられるようだった。

しかし自分はそこまで変わっていない、わりと普通の人間だという。

いままで出会った数多の変人たちは異口同音におんなじことをいうのでこれは信用できないことばのひとつ。


家に帰るとトライアル中の新入りが家に少しずつ馴染んでいる。

でも甘えんぼ三男のことはまだまだ嫌いみたいで近寄られては唸り叫んでいる。

甘えんぼ三男は世界中が自分を愛していると考えているたちの猫であるため、自分が嫌われているというのが理解できないようでおろおろしていてかわいそうだ。

かといって新入りももちもちしていて可愛いしどうにか平和がやってこないかと願うばかり。


冬籠り中には考えられないほどたくさんのコミュニケーションが生じている。

世界ってこんなに忙しかったか。

いまから名古屋に発つ。

名古屋でもたくさんのコミュニケーションが生まれることだろうな。


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