見つけました…
広島で見つけました…
雑居ビル群のなかにあり、
はじめはそのネットの口コミから、
ひとりでいくのがよさそうやと店を探してウロウロしていたところ、
同じ催事場の作家仲間にみつかり、
そのめちゃわかりづらい店を一緒に探しに行くというこれもはやドラクエじゃないの?という行為を経て見つけました。
やーばかうまかったー!!
口コミどおりのど塩対応の店主さんだったんですが、おまかせ前菜盛り合わせ、いちじくの皮を丁寧にむいてくれたのに生ハムをくるりと巻き、エキストラオリーブオイルにバルサミコの煮詰めたのをきゅっとかけ、おさかなのフライには自家製のタルタル、白身魚の刺身で焼いたパプリカを挟んだり、手羽先餃子か!とおもったらその中身は上等なソーセージのミンチみたいので、ぶあつい牛肉をレアで焼いたののうえにはウニバター?なんか黄色いやたらうまいバターがのっており、といったような豪華絢爛のおまかせ前菜(なんと6品で1300、4品で900)を経ての圧力鍋でリングイネをゆがいた独特の食感のパスタ!!
ここのイカスミはほんとにやばやばのやばでした。
カウンターしかないお店で、コロナで席数も減っており、そのぶんカウンター内のシェフ兼マスターの動きもばっちり見え、前菜を作っている彼の動きでビールが一杯あき、前菜がきてからワインがごぽごぽあき、となんともわたくしの舌に合致したというのもありですが、うまいうまい店でした。
この店をみつけてから最終日まで三日間通いました。
このためにもいちどきてもいいんだ…。
実は宿泊先のホテルで、洗濯をするたびに下着が無くなるという世にも気持ち悪い事件がありました。
けちってしまったお安いホテル、下着が無くなったんです、とご報告してもそうですか、ってかんじでおしまいな感じで、なにも解決しないし嫌だわーってもやもやもやもやな感じを抱えてしまっていたのですが、その世界一うまいパスタ屋さんが世界一うまかったのでもうまあ、いいか!との心の余裕ができたのでした。
ほんとにね、悪いことだってふとおこるけどね、それだけに引きずられないためにご機嫌でいたい。親愛なるあなたの不機嫌もね、こんな美味しいやつでケロッとなおることもあるように、ご機嫌でいたいね。
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