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  • 執筆者の写真すずめや

ロンドンオリジナルキャスト

明日には今年の最後の出展の荷物の出荷を終えなければならない。

ここのところ続いていたたくさんの納品も相まって山場、というかんじ。

忙しくってもそのまま糧になるかは別の話、というのが何年たっても体感で理解できず、かといってないならないであったらあったでが貧乏時代に染みついたので忙しいうちが華というのがそのままお花畑のまんまだ。


でもさすがに追い込まれていて夕餉にスクリーンで垂れ流す映像作品にキャッツのロンドンオリジナルキャスト版をわざわざレンタルして流した。

うちにはもうずっとテレビがなくて、岩手に引っ越すときに思い切ってプロジェクター?をかってそれでサブスクの映像を観ている。

うわーつらい疲れた、のときにはわかりきってるなにかが観たくて、さらにそのうえでも頑張らなくちゃ、のときにはなにか見事なものを観たい。

クラシックバレエ、オーケストラ、手描きのアニメーション、往年の俳優の演技、オーセンティックな詩や文学。

いつもはなにも考える余力なく、疲れたらこれ、と観ていたんだけどたぶん報われている努力を観たいんだろうなと、今日は思った。

夫は多くの男性がそういうように、ミュージカルを好まないと言った。

多分そうだろうなと思いながら、いつもならまあそうだよねってチャンネルをかえるんだけど今日はしんどかったのでごまかしてずーっとスクリーンで縦横無尽に飛び跳ねる猫を模した人間を観ていた。


ダンサーはみな美しいからだをしている。

それを手に入れるためには鍛錬を積むしかないっていうのを知っている。

まあそんな大袈裟でなくてもみてくれ、路上でギターをかき鳴らす音楽家だって、Fのコードが鳴らないなんて屈折を乗り越え、人前に姿を晒すというプレッシャーを乗り越え、技量を磨いてそこにいる。


とにかくなにかクラシックで見事な表現を観るのは奮起のきっかけで、でっぱりで、もう一度引かれたスタートライン。

画面に映るのがただ一握りのそのさらに上澄みだったとて、そうやって、居て、笑ったり踊ったりしかめ面をしているのを観ていると、どうにか頑張れるような気がしてくる。


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