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執筆者の写真: すずめやすずめや

恵文社一乗寺店での三日間が終了しました。

たくさんご来場ありがとうございました。


暑さがやばいぜと口々に脅されて戦々恐々の来京だったけどうまいこと雨の日曇りの日が続いて気候的には楽ちんでした。


恵文社、英ガーディアンズ紙の世界で一番美しい本屋10選に選ばれたことのある本屋、まだ18才のこどものわたしが初めて訪れた土地で夢中になった本屋、それからもずっと好きで通った本屋、憧れの場所がもうもはやホームのような場所になったっつうのはいくら考えても不思議。


毎回毎回ともだちも来てくれて、だから常連さんが本を選んでくださってる傍で(関西のおきゃくさまは静かにじっくりお選びになる方が多い)ともだちとの近況報告会を開催しているというカオスな場面があったりします。

いつもじっくり見てくださるお客さまのいるところで5年ぶりかそれ以上ぶりに会ったともだちときゃっきゃと話してばいばーいなんて別れ、歳上の友だちのうちのふすまをなおすのに見積もりが240万だったという話をきいて仰天したり旦那さんは元気と聞かれて焼酎につけたバナナを木に吊るしてクワガタをとろうとしてるぐらい元気とかいうほんとしょうもない話を聞かせてしまったりしていました。

あともらったおやつをその場で食べてしまったりとか、うーんおっきいお店(百貨店とか丸善とか)ではできない空気だよなあ。


左京区にいた時間があってよかったなって、行って毎回思う。

最後にいたところではけっこう苦しくて、逃げるようにとまでは言わないけれど出たくて出たくて、というのが大きくて、終わりよければの逆をいってしまってなかなか、うーんだったんだけど、よかった京都のこと、積み上げた京都での時間、もういいや!ってならずによくなっていけたのを、いつも感じられるから、ほんとにありがたい場所です。


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