うめだ阪急、想定外のご好評をいただいております。
だがしかし阪急あえて帰宅したその週の週末には東京のインクのイベント。
毎度大変な盛況ぶりのイベントでございます。
搬入スケジュールがどタイトになってしまうため、今回のうめはんでは東京ぶんを込みにして、うめはんから東京にそのまま荷物を送ればオッケーよ!というつもりで持ち込んだわけですが、もうぜんぜんないわ。
うるもんがないわ。
ここ数年の文房具熱の高まりにはほんとうに目を見張るものがあり、作家人生14年目にして初のこの人気ぶりというのも多分にそのお熱のおかげでもございまして、いやはや本当に生きているうちにそんなタイミングにかぶってよかったなあ〜というところではあるのですが。
腕は二本で一日は二十四時間しかない。
ノートはそんなすぐ作れない。
これはやらかしちまったなあ〜と反省しきり。
こういうときほんとがんばっててよかったなって思うのは、もちろんずっとわかってたスケジュールを自分で組んでいてそれは完全にやらかしなわけですけれど、家族に寂しい思いをさせてまですごいがんばってずっと作っていたのでもうしょうがねえなという気持ちが持てることです。
さぼってたりしたら自分がいちばん自分を許せないというふうになってしまうたちなので。
それって美徳に見えるかもしれないけどとても恐ろしいことでもあります。
自分が潰れたらいままでたくさん送り出してきた作品たちにどんな顔すればいいのや。
作品を愛してくださった方がたにどんな顔すればいいのや。
許せないというふうになると自分で自分を潰してしまうんだ。
わたしなんか、というのを持つのは作品にもお客さまにも大変に失礼なことであります。
いつでもよく頑張っていれば"わたしなんか"のつけ入る隙がなくなります。
次の目標はちゃんとお休みをとってよく頑張り続けなくても許せるようになることです。
いまはまだ肉体は若いのやしやり続けられているけれど死ぬまでやりたいこの仕事、休みを罪悪感なくとることや頑張りすぎなくてすむように仕事を調整することはとっても大事なことなのだ。
それは頑張っている人を外から見ていればよく思うことなのだ。
いよいよじぶんごとにするときがきたのだ。
やっちまったことはしょうがねえ、
それでもがんばるぞ、おー。
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