top of page

もりおか文具の博覧会

執筆者の写真: すずめや
すずめや
1月25日
読了時間: 2分

新宿には用事があってときどき立ち寄る。

立ち寄るたびにこんなにたくさん人が集まっていて何が起こるのかと思うけれど人々はただ自分の人生を生きておりそれが交差しまくりあんなうねりとなるのが人口の多さということなのだ。


もりおか文具の博覧会3日目。

文具の博覧会というのは全国で開催されている文具好き垂涎のゲロヤバモンスターイベントである。優しい妖精さんの導きでこのたび初出展。会場は盛岡カワトク。通える距離だ。


ゲロヤバモンスターイベントとはいえ、雫石に暮らすわたしはどこかで思い込んでいた。いくら人気のイベントとはいえ岩手の人口は新宿よりきっと少ないのやし楽しむ気持ちで過ごせるだろうと。もうぜんぜん、大間違いだった。

まずはじめから雲行きは文字通り怪しかった。

在廊予定の前々日くらいからここ数年なかったくらいの大雪が降りはじめ、道路は凍結、電車は遅延、雪かきは永遠に終わらない。頼みの綱の田沢湖線は運休の恐れがあるなんて言い出した。

車で盛岡にむかうのも道路はボコボコだし混み合っているしで恐ろしい。なんでこんなタイミングでこんな天気が来るのだ。


めそめそしながら搬入を無事終えて初日を迎えるとスタートからおしまいまでほとんど新宿だった。こんなにたくさんの岩手県民を見たのは初めてだ。気楽に楽しもうと思っていたのであまりの目まぐるしさにすっかりぺしょぺしょに疲れてしまった。岩手ってこんなに人いるんかよ。雫石にはおらんぜよ。広い岩手の中で井戸の中の蛙になっていた。大海を知った。

主催のイベンターさんにこんなに人がいるなんて知らなかったと言うとニヤリと笑ってコツコツやってきたからねえと返された。なめててすみませんでした。


ぺしょぺしょになっていると夫がなんかすごいごはんを作ってくれたりお迎えにきてくれたりストーブを動かしたり雪かきをしといてくれたり掃除をしといてくれたりと助けてくれた。無口な夫には珍しく激励のことばもくれた。

がんばらなきゃならない。

追加納品の大荷物をもって盛岡にむかう。






 
 
 

最新記事

すべて表示
さて京都

月末に小説の締め切りが二本あり、片付けなければならない木材があり、畑の石とりがあり、もちろん製本の仕事もあり、お掃除もあり、犬猫の世話もあり、カメムシ殺しもせねばならず、ぎゅう詰めであった。暮らしってのはたいへんだ。なんかずーっと頑張っていなければならない。 「死ぬほど鍛える。結局それしかないと思うよ。」 鬼滅の刃に出てきた台詞だ。主人公が主人公らしく、でかい岩を切らなきゃならなくなったときに助言

 
 
 

コメント


Copyright © 2018 suzumeya

bottom of page