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執筆者の写真すずめや

みちみちにみちるまえに

たまねぎを大量にいただいて、ひたすら煮込みをしてる昨今ですが、さきほどお店を閉めて煮込み用のおにくをかいにスーパーにむかうのぼり坂、山から出てきたばかりの大きなおつきさまに会いました。

台風のあとの、密度の濃い雲を照らしながら、凛と、りんと音も鳴りそうに。

あすは満月、力強く光っていました。

ねえ、でも、あれは、反射なんですよねえ。

ほんとうかな。


きのう、台風がすぎたころが京都は夕暮れでした。

作業していてふと、おそとがオレンジ一色になっているのに気付いて、あわてておそとにでたのです。

雲が渦巻いているのが、ちゃんとわかった。

たまごを孵す、あの機械のなかみたいなひかりの、不思議な夕暮れでありました。

オレンジが、あれ、陰った?とおもったら、みるみるうちに桃色、むらさき、あっというまに帳がおりて、暮れました。


みちみちにみちるまえは、みんな混乱しているみたい。

お空が今回はわかりやすかったけれど、ひとと話していても思いますね。

どきっとするようなことばが出てきたり。

じぶんのなかみを、みんなみかえしてみたり、ひっくりかえして探ってみたり。


ジョーカーを観てきたですよ。

手に力が入りすぎて、すこしあとがのこりました。

「この人生以上に"硬貨"な死を望む」

名訳。


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