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執筆者の写真すずめや

ふりかえり

なんつうか

激動の一年間でした。


こんなちいちゃな製本家のブログを読んで下さってる皆々様は

十分ご承知でしょうが...


この一年でものすごい量のちからだめしがありました。

10年細々ちまちま、それでも磨き続けて折れそうになったり考えすぎたり頑張りすぎたりしていたのですが、ぜんぶぜんぶ試された感じ。

あわやこのまま腐ってしまうのではないか、もうだめだ、無理だ、なんていろんなところが、すんでで救われることが多く多くありました。

ライトに奇跡がおこりがちな人生を歩んでおりますが、こんなにわたしに対しての救いがあった年って人生で初めてなんじゃないかな。

だいたいひとりでがんばりすぎるんです。


今年の大きな学びは、ひとに頼ったりお願いしたりすることで、わたしのしたいこともあなたの素敵なことも両方が叶うことがある、むしろ、そんなふうにお互いを支えあうような仕事なり関係性なりが、わたしにはできないと思い込んでいたけども、できるのだ、ということです。

人助けが趣味みたいなとこがあって、だから自分のやれることがどんどん増えていて、やれるようになるとそれがわたしにとって「ふつう」だから気にも留めなかったけど、そのふつうがほかのひとにとって価値や意味があることがあるんだ。だからわたしも誰かを救えるし誰かに救ってもらってもいいのだ。となんか、目が開きました。笑

ありがとう、ありがとうばっかり。


わたしはみなさまのおかげでこの一年で脱皮ができたような気がします

ながくながく、さなぎをやっていた気がします。

ひたすら「かたくなる」の技だけ強くなっていくあの、名前忘れた、ポケモンみたいなかんじだったの。ダメージにはとっても強いけど、動くことも戦うこともきちんとできないあのさなぎのポケモンみたいでした。


関わってくれた人たち、奇跡をくれた人たち、そんなこと思っていなくても出会ってくれただけで救いをくれた大勢の皆様、ほんとうにありがとうございます。

ない胸だけども胸を張ってこれから生きていくことができそうです。歩んでゆくことができそうです。

日本語だと重たい気がするから、そうですね、"Lot of Love."とでも結んでおきましょうか。


元旦搬入だし今日明日はねれないんだけどね。

ぼくががんばりきれるように祈りをどうか、いただきたいです。


本年は誠にお世話になりました。

新年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。


すずめや 村松 佳奈



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