名古屋に来ています。
会場の名古屋ラシックは繁華街栄のどまんなか、
また全体的に若者むけのテナントが入っており、フレッシュな空気に満ちています。
もう道ゆく人々がぴかぴかのつやつやよ。
頭のてっぺんからつま先まで完璧に綺麗にお洒落して、全員芸能人に見えるよ。
特にわたしはギャルのことが大好き。
名古屋栄といえばギャルの聖地ですしね。
眼福に溺れてしまいそう。
先日は9センチはあろうかというピンヒールのギャルが足を止めてじっくりとノートを選んでくれて、ほんと名古屋きたかいがあったってもんよ。
ギャルをはじめ、ぴかぴかのつやつやに決めたお洒落さんたちの素晴らしいところは卑屈な引き算がないってところ。
残念なことに現代にうまれた我々女性は、誰でも満員電車で身を固くしたり、夜道で後ろを気にしたり、お酌や取り分けやお茶汲みや過大な家事なんかの理不尽をうけていて、なぜか社会でも対等な目線も評価も得られなかったりして、どうしたって自分の装いという社会にひとめでわかるそのフィルターに対して、ただ自分が良いと思うそれを貫けなかったりすると思うの。
とくに可愛いに対しては忌避反応があると思う。
だって可愛くしてたら危ないもん。
ひどいめにあうじゃん。
それ知らない女性はいないと思うのよ、残念ながら。
わたしも卑屈になりすぎて女性にみえない装いをしていたり、逆に過度な装いをしてみたり、ひと通りの格闘を終えていまのスタイルに落ち着いたので、ギャルたちのなかにもあったろう、あるだろうその戦いも勝手に想像しちゃって、だから完璧な、可愛い女の子としてのお洒落をしている彼女たちのことが大好きで心の底から尊敬する。
たかが見た目だけでは片付けられない。
可愛いを貫くための強さがあって、だから可愛いとかっこいい。
わかってほしいとか思わないけどわからないとかちょっと、どうかと思う、という複雑なところ。
社会観も価値観もどんどんアップデートされていくこれからの未来で、女性でも男性でもみんなみんななにも気にせずぴかぴかにお洒落して街を歩いて、ひかりが満ちたらどんなにいいだろうと思いを馳せずにいられない。
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