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執筆者の写真すずめや

ずーっと綺麗

最強寒波が来るなんてことで、

今日は2度の雪かき。

夫はまだ体調がよくないのでひとり雪かき。

コツをつかんでずいぶん美しく雪をかけるようになりました。

これだけ綺麗にできれば集落のひとたちもあいつらは雪に慣れたようだと一安心するだろう。

家のなかはめちゃくちゃだけど。


はじめての冬、

覚悟をして挑んでいますが覚悟が過ぎたようであんがい良いように暮らしています。

寒いなら着ればいいし火を焚けばいいのや。

あいがっちゃ。


雪かきに薪とりがあるので毎日お外に出ます。

まあ惚けるほど風景が綺麗で、なんかこっちにきてから風景がずっと綺麗で、ずーっと綺麗で、ほんとうにふしぎだ。

大家さんと電話したとき、

この家はずっと風景が綺麗で素晴らしいですねえなんて話したら、

大家さんも深く同意してくだすって、

どこに観光に行かなくっても家がいいでしょうなんておっしゃっておられました。

心の底からと言った様子でそうおっしゃられて、こんどはわたしが深く同意。ほんとにそう。

まあ慣れたら温泉が近くにたくさんあるから入ってみなねって言ってくださった。

でも5、6年、家にシャワーしかついてない生活だったので足の伸ばせるこのうちのお風呂からはしばらく浸って出ることができなさそう。

古い大きなおうちだけれど、お風呂とトイレが新しいのだ。

素晴らしいことだ。


こちらの雪は粉雪で、

たくさんの雪を運んでも軽々としている。

さらさらと落ち、ふわふわと舞い、

けれどスコップを刺せばざっくと音。

古い喫茶店の脇にある、

ちいさなシュガーポットにおさまったあの白いお砂糖のようです。

大きな真っ赤なシャベルで毎日お砂糖を運んでる。

ファンタジーだなあ。



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