生まれてこのかたお金持ちだったことのないわたしですこんばんは。
いやあ
いやあすんげえ音聴きました
超好きなものに対して、ぎゃあ好き!って一旦の興奮がおさまると宝物箱に大事にしまって大人しく愛でる習性持ちなんですけど、そういう珈琲屋さんがありまして、最近越されまして、その新店舗にほろ酔いでお伺いしたときのことです。
引っ越されたのは知っていて、どこかわかっていなくて、ふと家に帰る途中に近所の小道が気になって、曲がったらそのお店があったのです。
あ!って入って、別格の珈琲(わたしにとって)を堪能して、これチェイサーにして赤ワインがいいですう、なんつって選んで香り高いやつを楽しんで、いたら
謎のご老人がカウンターに座っていたんです。
難しいクラッシックの話をされていたのですけども、カウンターだけのお店なのでなんとなくみんなひっくるめてお話ししていて、そしたら終活中だからいらないのがたくさんあるんだって言うんです。
どうもお金持ちの収集癖持ちのかたらしく、クラッシック好きのオーディオ好き、芸術にも明るいかたで、わたしは紙が好き本が好き、知り合いに古道具屋さんもスピーカーもらってくれそうな人もいますよ、っつって今日とりあえず倉庫にお邪魔したのです。
そこで、ひゃくまんえんレベルのスピーカーとうんじゅうまんえんレベルのアンプとの組み合わせで、古い録音のクラッシックを聴かせてもらいました。
まじで耳が犯されたと思った。
すごい、すごい、こんな世界が!
吹奏楽をしていたので、生の楽器の音も知っているし、オーケストラも聴いたことがあります、興味もあります、そういう土壌ももちろんあったんですけども、ぎゃあああれは別物でした。
ドイツのスピーカーはドイツの音がする、ヨーロッパの人は耳で楽器をつくるようにスピーカーを作る、年代を合わせれば響きが変わる、ほんとに、そうでした、すごい、すごい、なんか、こんなのわたしのような小娘のままではもしかしたら一生経験できなかったかもしれない。
ハープはぴんぴん鳴って、細かな息遣いまで感じられるような木管たちの音符、海が歌うようなホルンの音色、きりっと効いたピアノの高音、ロックも好きだしなんだって聴くんですが、こんなの手に入れたらとりあえずクラッシックだな…!って思いました。
これ欲しい、手に入れたい、憧れてしまった、わわわ。
昨晩寝不足状態で叫んだアランメンケンさん宛ての愛ももちろん持ちつつ
新しい扉がまた開いてしまったかんじです。
あああ、すごかった、すごかった、聴きたい、また聴きたい。
そうだ、新しい扉。
ちょっと電波飛んだ話になるんですが、ここんとこそれがばんばん出来ていて、めまぐるしいにはめまぐるしい。
コントロールできないとこで、先の未来がどうも構築されていっているような気がしていて、川に流されている笹舟かなんかみたいで、とりあえず流れに乗ってひたすら前に進んでいて進められていて、ってかんじです。
不思議なことばかり起きている。
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