ありがとうございますありがとうございますってかんじの日々でございます。
搬入のために荷物を詰める際は、なんというか、ハイなんですよね。
やるぜやるぜのハスキー犬よろしく、また梱包ごみ削減のために買った折り畳みコンテナの存在もでかく、入るだけ詰める!!といった様相なのです。
ちゃんと考えたらこれくらいかな、とかいう詰めかたが理想の大人の荷造りなんですけどどうにも詰めすぎてしまう。
いま振り返ればちいこき小学生のころ、遊びに行くだけなのに無駄に絆創膏やおやつのりんごやそれを剥くために台所から小さな果物ナイフ、べつに基地を作る予定でもないのに念のためにロープなどをリュックにつめるこどもだった。
そう、それで、まあたくさんあるんですよね。
搬入の際はあたまがわりとまともなので出しても出しても出てくる自分の作った作品の数の多さにだんだん辟易として、うおおなんか色々通り越して気持ち悪いこいつ(自分)となり自己肯定感が低くなるわけですけれども、お会いできるお客様はこんなにあって選べて嬉しいなんていうようなことをおっしゃってくださり、だんだん自己肯定感を取り戻していくわけであります。
そいで元々の引きこもり体質にこの長期のコロナ禍が重なり、まともに誰とも対話をしていないような状況であかんぼあたまで乗り込んだ名古屋の人々のあたたかいこと、すばらしいこと。
蔓延防止措置の関係で、仕事が終わる頃にはごはんやさんは軒並み閉まるので、出勤前や隙間時間をどうにか縫って食料を調達するのですが、お弁当や食堂やお惣菜やさんの従業員さんたちの笑顔やご対応の素晴らしいこと。
昨日はどうしても生の魚が食べたくなり、出勤まえにサカエチカ(フォロワーさんが教えてくれた)のお寿司屋さんのテイクアウトを頼ったんです。
生魚相手にこんなこと言っていいのか…とおどおどしつつも、"お昼ごはんに食べたいんですけど持ち帰りできますか"と聞きましたらば"もちろんですよ!"とマスク越しでも弾ける笑顔。
"おすし盛り合わせ"なんてチャーミングな名前の折り詰めを注文し、おかけになってお待ちください〜と言われて指さされたその先は店内のテーブルの椅子で、着席と同時に、火傷しない、がぬるくもない、という絶妙な加減の温度のお茶が差し出され、ヒョワーとしみじみ嬉しがっているうちに折り詰めが完成、何も言われなかったのに店頭価格から200円引き、加えて"お昼ってことでしたから保冷剤ふたつつけておきましたから安心してお召し上がりください!"、"いってらっしゃーい!"だって。
あったか〜〜〜〜。
(お寿司ですが)
なんだかほんとにうれしくってねえ。
おきゃくさまにももちろんおんなじ種類のあったかばっかもらってねえ。
ありがとうねえほんとうに。
やっぱご時世で、おずおずというか、そわそわというか、なんかそんな立ち位置からなかなか動けなかったりするんですけど、思いとしてはいろいろ矛盾を背負いながらここにきたわけですけど、でもたすけてもらえるのだな、ひとにな、とおもいました。
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