だれだってなんかが好きですよね。
ある程度、好きならこうだろ、好きな人ならこうだろってのが、強かったんだと思います。
それがさ、そうでもなくなってさ。
ずっとそうでもなかったんだけど、聴いてもらえるように、すこしなった。
ひとりひとりの愛し方が、ひとつひとつに対してあること。
ずっとそうだったんだよ。
でもその感情は、自分で完結しないもので、好きな誰かに好きななにかに伝えたいもので、だから第三者の目にどうしたって触れなきゃならなかった。
世界がどんどんぶっ壊れて、いま、第三者なんてものがいるだろうか?
あなたとわたしの世界のこと、
あったこと、加味して味わい直したいこと。
わたしとわたしの世界のこと、
あなたとあなたの世界のこと。
真正面でぶつかるのはほんとにしんどいから、だめにゃってふにゃけることとか、それを叱咤する自分に苦しむこととかが日常であって、でもいま思い直してもいいタームが、時事的な意味で世界中にいまきた。
あなたがどこにいてもあなたはあなただと、わたしはそう思っています。
あなたが気にしてしまうなら、なんだってどうでもいいとわたしは言うので、最近みたいちばん美しい空の色の、思い出話を聞かせてください。
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