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散文詩など

執筆者の写真: すずめや
すずめや
2019年2月21日
読了時間: 1分

まだまだ薫って綺麗なうちに

彼女の死の気配を感じたらば

逆さに吊るしたらそれで終い


とっておけるもんに、なりますねえ。


歌い出しそうなくちびるに

このつま先を差し出して

ひそめる眉の、そのしたの

窪んだ瞳のその色を

思い出しては布を染めよう


うかんであそぶ


なにものにでもなろう

なにものにでもしよう

そうしてただ在る、いつでもを知る、


白くて薄い皮膚の下、

うごめく肉を思いましょう

あたたかくてやわらかで、

わたしを生かしてくれるもの


骨の形をできるだけ

なぞってかたちを知りましょう

そうだこれは、よろいでない、と


夜更けに話が止まらない

お酒はそこにははいらない

化石の油を燃やしたあかり

そのあたたかさのうえにいる


だれのことでも救えぬことを

ただ飲み込んで浮きましょう

まいにち遊んで暮らしましょう

ただ笑っていることを

綺麗な箱に詰めておく


身を装飾するその術を

尊く気高いことであると

殻はすぐにも破られる

強く輝くいしのそば


 
 
 

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