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執筆者の写真すずめや

おうちをあけるについて

緊急事態宣言が、解除された京都市です。

ならばお店を開ける準備をせねばな、と、その方向に舵を切ってみたのですが


あれあれ、ちょっとまだ、だめかも。


お店、兼、家なんですよね、うちは。


けっこうコロナ禍、わたしはダメージくらってしまっていて、大袈裟な表現に聞こえてしまうかもしれないんですけど、いやもともとの表現としてのシェルター(殻)としての家、っていうのが、けっこうな救いで。

えーっと、家の持つ機能のなかで、殻、としての役割がクローズアップされたこの期間だったわけです。


ここにいたら大丈夫よ、なんて。

なんつうか、自己責任だけで完結する空間。

それがかろうじてあること。


なにより怖いのは、知らんうちに持ってて、誰かにうつしちゃうこと。

うちにきてくれる、わたしの作ったものが良くて来てくださる方に、なんかを。


殻としてのうちを解放することが、いま店を開けるということで、それは手繰れば来てくださる方もおんなじこと。

お外に出て、お家に帰るんだから。


今日は6月末に予定していた梅田阪急の催事の参加をお断りしました。

電車で通勤、で、いままでみたいに普通に笑えるかわかんないなと思って。

まあそれもあってちょっと凹んでるんですよ暗いですよね〜。


そう店舗再開の話。


ちょっと、まだ、まだまだかもです。

未知のウイルス野郎に対して、どうすんねん、どうしたええねん、が、手洗いうがい三密の回避ならば、うちはどれもチェックマークが入れられない。

ちっちゃな場所だしなあ。

ありがたいことに、最近めちゃくちゃ頑張ってるネットショップの更新、見てくださっている方に支えていただいているので、甘えたい。


会いたいけど会うのが是と、まだ思えないんです。


うーっ、くそう。辛いなあ。暗いなあ。

でもでも、制作主体で生きてるってそのこと自体はかわらずです。

いいのできてると思うよ、かっこいいの作ってるよ、と思うよ。

もしかしたら脱皮の途中なだけかもしれません。

やわいとこみせちゃった。


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