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ある少年の片想い

  • 執筆者の写真: すずめや
    すずめや
  • 2019年3月30日
  • 読了時間: 1分

更新日:2023年10月11日

あふれてこぼれてしまうことを

ぼくはいのる つよくいのる


吐き出すけむりがたゆたうかべの中を

まえもうしろも気にせずに進むきみを

描きつづけてこのまましんだら

ぼくのむくろははじけてしまって

永遠にながれでる 川のもとになる


川はいつでも海へつづいて

その表面は月が照らそうが陽が照らそうが

ぎんいろにひかる いつもひかる


そんなぼくにこのあとなるから

だから いのるを ゆるされる


この世にかたちを持ってあらわれないきもちだ


ぼくはそうすることできみをまもる


ぶあついかべは通さない


あふれてこぼれてしまうことを

いのりながらえがきつづけて

きっとかたちにしないだろう


 
 
 

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